MercurialをWindowsにレジストリを汚さない形でいれてみた


思い立ってローカルで分散バージョン管理を導入するために、Mercurialを入れてみた。
なぜGitじゃなくてMercurialかというと、
オフラインでも使えるようにしたかったのと、あわよくばbitbucketまで組み入れてみたかったため。
Windowsの場合はインストーラーを使えば簡単にインストールできるんですが、
あまりレジストリを汚したくなかったのでzipみたいにできないかと思っていました。
ということで、次のようにした。

  1. Bitbucket | The Git solution for professional teamsからmsiモジュールをダウンロードする。
  2. msiを解凍する方法を色々調べたが、結局Universal Extractor | LegRoom.netからuniextracorをダウンロードして使用することにした。
  3. 解凍したフォルダからTortoiseHgフォルダだけ抜き出す。
  4. TortoiseHgフォルダ直下にパスを通しておく。
  5. 同じくTortoiseHgフォルダ直下にMercurial.iniファイルを作成して中を次のように記載する。
[ui]
username = XXXXXXX

[extensions]
hgext.win32mbcs =

Windowsで日本語ファイル名を扱いたい場合はextensionsを記入しておく必要あり。


これで暫定的でも使えるようになります。


【リモートと連携しない超簡単な使い方】
フォルダをMercurialに登録する。

> hg init


ファイルを全部addする。

> hg sff


コミット

> hg commit


ログを見る

> hg log

ロールバック

> hg rollback


指定のリビジョンのファイルの取得

> hg cat -r [リビジョン名] -o [出力名] [指定ファイル]