渋谷テクニカルナイトでCouchDBの話を聞いてきた

IBM Software | IBM

2週間前に引き続いて渋谷テクニカルナイトに行ってきました。
今回はApache CouchDBの話。
Apache CouchDbなんて全然聞いたことが無かったんだけど、
Web時代のDBとの付き合い方と言われたら聞いとかなきゃという、
割と不純な動機で聞きに行きました。


さて、CouchDBの詳しい説明はセミナーHPであげられる資料を確認いただきたいのですが、
簡単にいうと、ドキュメント指向のスケーラブル分散データベースで
今時流行っているものを詰め込んでみますた、という感じのDBらしい。
まだ開発途上のようで、α版といってもよいくらいの出来らしい。
特徴としては以下のとおり。

  • すべてのデータをJSONで表現
    • 関係データベースではない
    • どちらかといえば半構造化データベース
  • データベース操作、ドキュメント操作をHTTPで行う
    • これらの操作はRESTでおこなわれる
  • MapResourceによるクエリーをおこなう

・・・などなど。

う〜ん、あまり上手くまとめられなさそうなのでやっぱりセミナーHPから資料を見てください(^^;;
基本的に今までRDBばかり触ってきたので、このようなDBに縁が無かったのですが、
聞いてみて、かなり面白そうだなと感じました。
ドキュメント検索などをHTTPを用いてRESTな感じでアクセスするというのは
かなり面白く感じました。

ただ、

  • ドキュメントA、ドキュメントB、ドキュメントCを1リクエストで検索して、などのことができない
  • 日本語資料どころが英語資料も数がとても少なく
  • アクセス制御を持っていないので、今のところネットにあげたらやりたい放題(他のでがちがちに固めない限り)

という欠点が。
アクセス制御に関しては、話の始めの方からずっと疑問に思ってたんですが、
実際は駄目ということで、
アクセス制御系できたらかなりいい感じですが、アクセス制御がないと使いづらいなあと思います。
でもRESTに沿った作り方をしているので、アクセス制御かけるのかなり難しいのかも。
まあ、でももともとそういう意図を想定していないかもしれませんが。


ということで、物自体は使い倒すのはもう少し様子を見て、という感じでしょうか。
あとは実際に触ってみないといけないのかなと思います。
今度触ってみようかなと。
ああ、触りたいものがどんどん増えていく・・・。



あ、でも今触れる環境基本的にWindowsしかないや。
いい加減Linux環境そろえないといけないか・・・。
それともWindowsインストールの人柱になればいいのかな・・・?



最後にIBMのDeveloperサイトにCouchDBの解説記事があるので、それの初回分を上げときます。
参考にどうぞ。
Web 時代の非リレーショナルデータベース: 第 1 回 Apache CouchDB の概要とインストール