JavaFX & GlassFish勉強会に参加してきた
今日は青山のオラクル本社でおこなわれたJavaFX&Glassfish勉強会に参加してきました。
内容のほうはtogetterを見たほうが早いので、そちらを参照してもらうことにしてw
簡単な感想をば。
2010/12/20 JavaFX & GlassFish 合同勉強会 - Togetter
Glassfishのお話
- 今回はバージョン3.1の新機能の話がメインでした。
- バージョン3.1で追加される主な機能は、クラスタリング、バージョニング、WebSocket対応、Weblogic互換。
- 個人的な注目はバージョニング。同一アプリケーションを複数デプロイできるということで、テストのこのバージョンだとうまく言っているけど、このバージョンだと不具合が出たみたいなのを、簡単に切り替えて確かめられそう。意外に開発時に威力を発揮する気がする。
- WebSocketは強力だけど、まだ仕様が未確定のところがあるので、そこが固まってからかな。何かプロトコルレベルで脆弱性が出たという記事をこの前見たなあ・・・。
- クラスタリングも結構面白そうだし、オープンソースでここまでできるのはすごいと思う。
ということで、バージョニングが開発時に意外に使いどころがありそうで、いろいろと考えると面白いかもと思いました。
JavaFXのお話
- JavaFXは、この前のJava OneでJavaFX Scriptをサポートせず、ただのJavaライブラリとなる宣言されたので、スタートからかなり暗い感じの始まりでした(^^;;
- 実際、JavaFX2.0のソース見ると、思いっきり時代に逆行しているソースに・・・。
- でもGroovyとあわせると今までと同じ感じでかけるよ!かけるよ!
- 個人的にはGroovyとあわせずに簡単にかけるのが理想なんだけど・・・、どうもクライアントサイドは弱いですね。
- ただ、Javaのライブラリのひとつになるんだったら、Java SEだけ動くようになって、デスクトップアプリとしてのJavaFXの敷居はさがるのかな?それを補って余りある開発生産性の低下があるけど。さらにSwingからJavaFXに移るメリットもないという・・・。
という感じで、あまり前向きになれないような感じでしたが、オープンソースでJavaFX Scriptをサポートしていこうという動きもありますし、
今後注意深く観察していきたいと思います。
また、終わったあと、懇親会に参加させていただきました。
今回はあまりしゃべっていなかったんですがwww
いろいろと技術的な話など聞けてよかったと思います。
自分では大したことができていませんが、
Javaを普段使っているものとしてJavaに何かしらの貢献ができたらなと思います。
これは・・・Rubyのバグ?
ubuntu 10.10 + Ruby 1.8.6-p399で日付関係の挙動がおかしい。
例えば、Date.todayをすると正しくは
irb(main):002:0> puts Date.today 2010-12-20 => nil irb(main):003:0>
とならなければいけないのに、次のようになっていた。
irb(main):002:0> puts Date.today 2118--1-33334 => nil irb(main):003:0>
これの原因がさっぱりだったのだが、
色々調べてみて、ふと次のコマンドを打ってみた。
irb(main):004:0* puts 3.1*3000 93000.0 => nil irb(main):005:0>
( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシゴシ _, ._ (;゚ Д゚) …!?
ちなみにCentOS5.5上にruby-1.8.6-p399をインストールして実行してみると、
ちゃんと次のようになりました。
irb(main):004:0* puts 3.1*3000 9300.0 => nil irb(main):005:0>
で、gcc-4.4.5でコンパイルしていたのですが、
gcc-4.3.5に落としたら、ちゃんと計算してくれました。
(上記のCentOSだとgcc-4.1.2)
gccのバージョンでここまで差が出るとは・・・。